※エラそうに書いてますが、「ミス・マープル」超初心者でございます。 先日NHK-BS2で「ミス・マープル」のドラマが一挙公開されていたので全部録画してボチボチ見ていた。 「ミス・マープル」とはアガサ・クリスティの推理小説に登場する架空のおばあちゃん。 昔の「ミス・マープル」はジョーン・ヒクソンで吹替が山岡久乃。 今回のこの新シリーズはジェラルディン・マクイーワン(↑写真)が「ミス・マープル」を演じ、吹替が岸田今日子。 ああ、岸田今日子さん・・・・ 山岡久乃さんのミス・マープルもとっても上品で好きでした。 2代目(?)岸田今日子さんもこれまたウマイんだな・・・。この「ミス・マープル」が遺作となってしまったらしい。 かわいらしいおばあちゃんの声の中に上品さと厳しさが存在してて、本当にウマイなあ。 「ミス・マープル」はテレビドラマなのに、まるで映画のようなスケールのでかさ、ディテールのていねいさを感じることができる。内容の濃さも映画レベル(そりゃあアガサ・クリスティですもの)。 「牧師館の殺人」 「予告殺人」 「書斎の死体」 「パディントン発4時50分」が放送されていた。 ただ、私の頭では、登場人物が多いのでなかなかついていけない・・・。 2回くらい見直すと理解できそう。 ミス・マープルが暮らすセント・メアリ・ミード村を舞台にしているのに(ほぼ)、1話1話すべての登場人物がかぶっていないこととか、ちと不思議だけど、まあいいや(本当はかぶってるけど私が気づいていないだけかも)。 とにかく好奇心が旺盛で、その豊かな人生経験を糧に、人と人との会話、その人物の過去のいきさつ、そして動機を軸に推理をしていく。 最後の謎解きの一挙回収は気持ちがいい。 気持ちがいいけど、「ええ!?この人が犯人なの?」という驚きは特にない。 だって登場人物みんなあやしいので・・・。
by fonda1214
| 2008-05-24 00:52
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